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母と母でつながる家庭の味〜第2回食研ラボ大賞・中西桂さんインタビュー

食の中でも「私が深く知りたいこと」「自分の興味関心」を深堀り、テーマを定めて自由に研究を進める、食育研究ラボラトリーこと食研ラボ第2回!

先日2回目の発表会が開催されました。

その時の様子がこちらです。↓↓↓
私たちらしい食の「研究」を深める場。食研ラボ2年目♪

そこで第2回食研ラボ大賞に輝いたのが、

ご自身のルーツを探り、家系図、その食事の歴史を振り返って「母と母でつながる家庭の味」として発表してくださった北海道の認定講師・かっぴーこと中西桂さん。

大賞を受賞された中西桂さん。受賞記念のメッセージカードとあずま袋と一緒に♪

そんなかっぴーこと中西さんに研究テーマや発表までのこと、これからの思いについてインタビューしました。


-大賞を受賞した率直なお気持ちを教えてください

大賞発表の時、???のなさん(代表菅野のな)かっぴーって言ってる…???と、頭の中がはてな?だらけで、う、うれしいです!と言いながら、とても驚いていました。

発表後、たくさんの方々におめでとう!のお言葉や、なえみさん、のなさん、まきこさんの手描きのメッセージカードが届いたり…先日の認定講師のミーティングでは参加したみなさまお一人お一人からメッセージをいただいて…ジワジワ実感が湧いてきました。

今は感謝の気持ちでいっぱいです!!!

-どんなテーマで発表をされましたか?

自分が子どもの頃の体験は、大人になっても安心感や記憶につながっているのでは??をテーマにしました。

-そのテーマを選んだ理由は?

受講している中で、気になる言葉が、「伝統」や「家庭の味」でした。

食のお話アドバイザー養成講座」受講の時に、食を伝えたい理由が課題としてあるのですが、その時も最初に思いついたのが、家庭の中での記憶だったので、食を伝えたいと思う何かが、そこにあるのかなぁと思いました。

-研究をはじめてみて大変だったこと、たのしかったことを教えてください

講義三回目までは、気になる言葉はあるけれど、ついていくのに必死でずっと頭の中がぐるぐるしていました。

そして、顧問の田渕さんとまいさんが作ってくださった深堀りシートに書き込んでから、やっと動きはじめることができました。

深堀シートに書いてみたけれど、中間発表で自分史になって止まっていることを話すと、田渕さんにテーマはそれでいいと、「研究とは今まであったことを調べるんじゃなくて、今まで未知だったものを明らかにすること」つまり、自分史は未知だから自分史でいいと。
そして、のなさんに、思い出の味を作ってみると何かわかるかもね、とアドバイスをいただいてからは、目の前が明るくなりました!

研究テーマや進め方について、大変だった時もありますが、顧問のお二人が温かく導いてくださいました。

また、母から聞いた話と私が話を聞いて感じた想いを自分の言葉で表現していくところは一番難しかったです。

良く見せようしたり、無理矢理言葉を当てはめたり、なんだか想いと離れてしまっている感じがして。。。

想いから生まれた言葉の表現ではないと、自分と向き合っていました。

楽しかったことは、母との電話での時間です。

先祖や家庭の味、料理のルーツなど、知らなかったことを知るって楽しい!と、私が食べていたごはんには、そんなエピソードがあったんだ!と、子どものように、ワクワクしながら聞いていました。

-テーマはどのように深めていったのですか?

世の中の流れは変化し続けていて、私が子どもだった頃…母が子どもだったころ頃…私が小さい頃はなかった食べもの、例えばライチやパンナコッタはありませんでした!

昭和30年から40年代も今とは違う食べ物を食べていたのでは?実際は何を食べていたのか?と、はじめに母が食べていたものを聞いていきました。

今はコンビニやファーストフード店、SNSで作り方を検索したり、電子レンジで作れてしまう料理もあります。

そして核家族が増え、兄弟姉妹も昔ほど多くはありません。

どうやって料理がうまれたのか…そして誰が作っていたのだろうと、話を聞いている中で「どうしていたのか?」が、生まれてきました。

-まとめた研究を発表してみてどうでしたか?

発表後、みなさまからのメッセージをいただいて、自分の発表したことを理解した感じで…

自分と向き合うことを続けていくと、「今の自分の軸」のようなものがみえてきて、その軸と私が食を伝えたいと思う、これがあるから私はぶれない!と思える「軸」を連動してみつけていけたように思います。

-ワクワクワークの学びで今回の研究に役立ったことはありますか?

たくさんあります!!

食研ラボ受講中に、認定講師のミーティングや講座の受講があったのですが、その中で、今回のテーマに沿った内容に気付くことが多かったです。

また、発表後もその「気付き」は継続されていて、
何か一つに集中していくと、ワクワクワークでの学びは全てつながっていると思います!

また、認定講師仲間が立ち上げくれたお悩み相談会では、
参加していた先輩講師から「大丈夫!何でも受け入れてくれるから、そのままでいいよ!」と背中を押していただきました。

大変だと感じていたことも、必ず周りが応援してくれて、励まし支えてくれる人がいる。

発表会直前も同じ北海道チームのみなさまから、熱いエールをたくさんいただきました!

リアルでお会いしたことがない方がほとんどですが、温かさと優しさをとても感じて、常に一人じゃない!と強く思える気持ちがありました。

人と人とのつながりが、発表まで辿り着き、続けるエネルギーや迷いに立ち向かう勇気に変わったと感じます!

-これからやりたいことを教えてください

今回の学びで想いを受け止めそれを感じて次につなげることが、食を伝えたいと思う気持ちにも大切なことだと感じました。

発表の最後に、誰かに守られながら大切にされていたから…という部分があるのですが、ワクワクワークもなえみさん、のなさんをはじめ、私がワクワクに入る前に作り上げてきたみなさんの想いを受け止め、次につなげていきたいと思います!


中西さんありがとうございます!
これからの活動も応援しています!

★認定講師の活動に興味のある方は無料説明会へお越しください♪

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