今を人生の 岐路と定めて「本気になるしかない」と決心しました。~認定講師・山田育代さん

オーガニック滋養ごはん講師認定コースを受講し認定を取得した認定講師の山田育代さん。
そんな育代さんに受講のきっかけや、これまでの変化などを伺いました。

講師養成講座を何で知りましたか ?

Facebook で偶然知りました。
料理教室を探していたのではありませんでしたが、気になってホームページを見て、大好きでよく行く鎌倉に教室があると分かって一気に親近感がわきました

説明会に参加しようと思った理由を教えてください

寿退職して専業主婦になりました。

地元から遠く離れての新生活は孤独で、共働きが当たり前の時代なのに主婦になった自分を蔑み、会社に引越す時期と場所を急に決められることにも苦しさが長く続きました。

海外駐在中に出会ったコミュニティで、「キャリアとは人生そのもの。仕事とは自分の力を社会に還元する方法」という考え方を知って異なる経歴と個性を持つ仲間たちと語り合ったことから、私にも「食」を大切にする生活を積み上げてきたキャリアがあると発見し、日本の和文化が好きで四季を楽しみながら暮らしていることも特徴だと気づくことができました。

友だち相手に梅しごと、味噌、和菓子などを一緒に作る会をしていた頃に、こういうことが好き、私ならではの仕事にしたいと願うようになったものの、どうしたら実現可能か分からずにいましたので、食を伝える講師になるための講座は魅力的でした。

講師養成講座の受講に踏み出せた理由を教えてください

ホームページをくまなく読んで、「食×和文化×四季×丁寧」という私の興味関心や価値観にぴったり合うと感じていました。実際の雰囲気も体感したくて、単発イベントと説明会に参加しました。

創業者の苗美さん、本校講師の薫さんと理恵さんにお会いして、この方たちのお話をもっと聞いてみたい、教わりたいと思いました。

人生 100 年時代と言われるようになりましたが、知人のシニアの方々の様子を見聞きしていると、私の意思通りに体と時間を使えるのは実質あと30 年くらいだろうと感じています。

この残された年月に本当にしたいことをして、こうありたいと願う姿に近づくには、今を人生の岐路と定めて本気になるしかない!と決心しました。

後列左が育代さん

受講前に不安だったことはありますか?

受講料は安価ではないので、この金額に相当する動きができるだろうかと不安もありましたが、「私らしさを活かして働きたい」とずっと願ってきた自分に学ぶ時間と機会をプレゼントすることにしました。

初回講義で初めてクレドを聞いた時に、ここを選んだ直感は間違いない、必ず今後の糧になると確信して不安はなくなり、学んだことを必ず人に伝えようという思いも回を重ねるごとに確かなものになっていきました。

講師養成講座を受講してよかったことは?

シンプルな調理で新鮮な食材の持つ味を生かし、ていねいな時短によってしみじみとおいしく、ほっと心も満たされる食事となるのを実体験しました。

滋養のあるごはんには自然の恵みの豊かさもあふれていて、自宅で家族とおいしいねと食事することが増えましたし、子どもが苦手なものを喜んで食べるようになるというミラクルも起きました。

また、調味料を厳選したり、食材の背景にあることも考えたり、食に対する視野が広がりました。

食べるということは人生を変えるし、SDGsにもつながっていて、台所での小さな積み重ねが世界の将来を変えると信じるようになり、講座を通してしっかりと私の軸ができたと感じています。

ワクワクワークの好きなところを教えてください!

毎日のごはんから私のしあわせを見つける」という理念が好きです。

毎日食べるごはんから一日3回もしあわせを見つけるチャンスがあるのだから、うまくいかないことや様々な制限があったとしても、私にはたくさん自由があると思えるようになりました。

ごはんをおいしいと食べることから気持ちを整え、またがんばろう!と思う力を受け取って、毎日を大切に過ごしています。

料理を教わるだけではなくて、自分と向き合うワークに取り組んで、それを聞き合う時間も好きです。先輩講師や同期のみなさんから励ましや刺激をたくさん受け取っています。

女性ばかりのコミュニティは面倒なことがありそうだと敬遠する方がいらっしゃるかもしれませんが、ワクワクワークのみなさんは本当にあたたかく、お互いを尊重して応援する姿も使う言葉も素敵です 。

講師養成講座はどんな方におすすめだと思いますか?

毎日の生活にもっとしあわせを感じたい方。

年齢にとらわれず、多世代が交わる生涯学習を求めている方。
興味関心がある食から、私らしさを見つけたい方。

これからやってみたいことや今後の思いを教えてください 。

お米が好きで、年間を通して田んぼ活動に関わっています。お米がある日本の食文化を未来に受け継いでいけるように、お米をもっと食べようとお伝えしていきたいです。

日本の伝統的な食を通して、自然に寄り添ってきた日本にルーツがある自分のアイデンティティを確かなものにする人、日々に感謝する人を増やしたい。

そして、かつての私が自己否定して苦しくなっていたように、今しあわせを感じられなくなっている方が食を整えることから自分を認めて、「私は私でいい」と元気が出るようなレッスンができるようになりたいです。

前列右から二人目が育代さん

育代さん、インタビュー答えてくださりありがとうございます!

今後のご活躍楽しみにしております♪