創業者松波が振り返る『出張のちょっと裏側。その2。』【ゆく年くる年⑥】
代表菅野の母、創業者の松波が振り返る、2019年。
出張のちょっと裏側その2です。
創業者松波が振り返る『出張のちょっと裏側。その1。』【ゆく年くる年⑤】はこちら。
《8月特別支援学校でみんなで食べられるスープの提供》
特別支援学校の特別おもしろ祭こと特特祭、食ブース「特別おもしろい食」にて
「みんなで食べられるスープ」を提供させていただきました。
みんなのスープ。略してみんスープロジェクト。
みんなで食べるスープ3種類の開発をしました。
スープは教室の定番メニュー「ことこと野菜スープ」から
試作を重ねてできたものです。
ワクワクワークでは以前からユニバーサルな食とは?を考えていました。
嚥下食の方にも、胃ろうの子にも、
ちょっととろみのある食が食べやすい子にも
卵乳製品を使用していないので、アレルギーのある子にも、
疲れた方や食欲のない方、お年寄りにも、食べやすいものを。
一番大切にしたことは、
おいしいこと。
とろみ剤は使わず、材料はすべてオーガニックを使用。
食べてほしいものだけで作り、味付けは野菜の甘みのみ。
(粟みそスープだけみそが入ります。)
そして
それぞれ届けたいママたちへ。
・胃ろうのお子さんへ(瞬瞬間ャージできる栄養を)「さらさらにんじんスープ」
・マッシュが食べやすいお子さんへ(癒されたい、ほっとしたい)「さつまいもマッシュ」
・とろとろがいい感じのお子さんへ(持続できるパワーがほしい)「粟みそとろとろスープ」
とろとろといってもスプーンを傾けたときに落ちないかたさ。
とろみ剤を使わずにとろみを出すこと。
かなりの時間をかけて、試作が続きました。
当日は、朝から認定講師★特特祭チーム6名で気持ちを込めて、仕込みました。
暑い中、黙々と、時に笑いながら、すべての野菜、約14㎏を包丁でひたすら刻みました。
さつま芋2.5㎏は繊維が心配でこしました。人参もすりおろしました。
玉ねぎ対策をしても泣けました。
こんなに大量に作ったことがないので、計算通りにはいかず、水分量を変更するなどしました。
シンプルな野菜だけのスープを 一口目でおいしいと言ってくださる方が多く
野菜の種類をいくつも言ってくださる方など、野菜の味を味わっていただけて本当によかった。
あきない味、ほっとする味、やさしい味、離乳食にもなる、家族みんなで食べられる、
などとも言っていただけてうれしかったです。
野菜の力は計り知れないものがあると改めて思っています。
特特祭に参加させていただけたことに感謝致します。
皆さまのお力添えがあってのワクワクワークです。
皆さまありがとうございます。
ワクワクワークを来年もどうぞよろしくお願いいたします。
naemiでした。
良いお年をお迎えください!