6月の「入梅いわし」とは?

6月の今頃に水揚げされるいわしは「入梅いわし」といわれ、
1年のうちでもっとも脂がのっていて美味しいと言われています。

入梅とは、
気候の変化の「梅雨入り」とは違い、
暦の上で決められた日です。

雑節(ざっせつ)の一つとされ、
中国から伝わった二十四節気や、端午の節句などの五節句とは違い、
季節の移り変わりを分かりやすくするための、
日本独自の暦とされています。

現在では、
太陽の位置を基準として考えられ、6月11日頃を指します。
(2020年の入梅は6月10日になります。)

では「梅雨入り」との違いはなんでしょうか。

梅雨入りとは、気象庁の発表によるものです。
天気の変化によるため、
毎年時期も違いますし、地域によっても変わってきます。

農作業を主に暮らしていた人々は、
田植えを迎えるこの時期の雨は欠かせないものでした。

そのため、暮らしに沿った、
より農作業のスケジュールに合わせた
「入梅」や「雑節」を定め、日々の暮らしの目安としていました。

暮らしから、暦を定める。
昔の人たちの知恵が詰まった暮らしが
現在にも息づいているんですね。

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