子どもの「大発見！」を逃さずキャッチ！～子ども料理教室で大切にしていること。

レッスンで、土の付いたさつまいもを子どもたちが洗う時、
「わっ！色が変わった！」という声があがりました。

土で茶色くなっている所に水があたり、
さつまいもの鮮やかな色が出てきたのです。

「ほんとだねー！色が違うね！」と伝えると、
土を全部落とそうと、夢中で洗い始めました。

大人にとっては、土を洗い流すという作業でしかないものが、
子どもにとっては、「色が変わる」という発見だったのです。

レッスンの中では、そんな場面がたくさんあります。

不思議だな、面白いな、と思うポイントはひとりひとり違い、
言葉に出さなくても、しっかり感じている子もいます。

　　　　　　　　　（調理中の味見はたのしみのひとつ！）

そんな子どもたちの様子を見ていると、
とにかく全身を使って感じる経験を
たくさんできるようにしたい、という思いがより強くなりました。

子どもたちのちょっとした気付きを見逃さず、キャッチすること、
私たち講師も同じ目線になり、当たり前すぎて通りすぎてしまうことに、
アンテナを張ることを意識しています。

　　　　（レタスの葉が何枚かみんなで予想し、数えているところ♪）

何かに夢中になっている子どもたちの表情は、
本当に素敵です。

家だと近すぎて見えないこともあるかもしれませんが、
保護者の方にもそんな子どもたちの姿を
たくさん見てほしいなと思っています。

子どもも大人も五感でたのしめるレッスンを、
これからも届けていきます！