おにぎりキャラバン~全国ご当地おにぎり紹介①
小さなお子さまから大人まで、全国各地からご参加いただき、
みんなで一緒におにぎりを握るおにぎりキャラバンオンライン♪
おにぎりの思い出を話したり、食のクイズコーナーなど
たのしいコーナーがあります^^
その中の一つ、「ご当地おにぎりコーナー」では、
全国にいる認定講師おすすめの各地のご当地おにぎりを紹介しています!
「ご当地おにぎりコーナー」で紹介されたおにぎりをまとめました。
皆さんもぜひ作ってみてくださいね♪
『① 御難(ごなん)おにぎり~神奈川』
神奈川県鎌倉市にある「安国論寺(あんこくろんじ)」というお寺に
ゆかりのある日蓮が、難を逃れる前に食べたとされ、
安全祈願として、神奈川県に伝っているのが御難おにぎり。
使う具材は、青しそ・紅生姜・梅・白ごま。
細かく刻んでごはんに混ぜてにぎります。
『② めはりすし~和歌山』
古くから山仕事や農作業の合間に食べる弁当として重宝されてきた
おにぎりが、「めはりすし」です。
和歌山では、おにぎりのことを「すし」とも呼んでいたそうですよ。
以前はソフトボールほどの大きさだったため、目を見張りながら
大きな口を開けて食べる様子から名づけられたとか。(諸説あり)
「めはりすし」で使う具材は、高菜の塩漬け・醤油・梅干し。
お漬物にした高菜の葉にうすく醤油をつけ、ごはんを包んだおにぎりです。
『③ 山わさびの醤油漬けおにぎり~北海道』
北海道中標津町(なかしべつちょう)は、
知床の玄関といわれる中標津空港がある場所で、自然豊かな酪農業の盛んな街。
「山わさび」とは、別名を「西洋わさび」や
「ホースラディッシュ」とも言います。
一般的な緑色の本わさびと違って白いのが特徴です。
すりおろすと鼻にツンとくる辛さは、本わさびの1.5倍!
すりおろしたものを瓶詰にして醤油漬けにするのが地元の定番だそうです。
『④ 野沢菜漬の油炒めおにぎり~長野県』
長野の漬物で有名なのが、野沢菜漬け。
野沢菜漬には、浅漬と古漬(本漬)があります。
浅漬は収穫から2~3日で漬け込むもの。
古漬は、収穫した野沢菜を塩漬けして乳酸発酵を促進させ、
べっ甲色になるまで2~3週間漬け込んだもので、強い酸味が特徴的です。
「野沢菜の油炒めおにぎり」は、塩抜きした野沢菜漬をごま油で炒め、
醤油と酒と砂糖で味付けしたものを具材にしました。
『➄ いただき~鳥取県』
鳥取県西部に位置する弓ヶ浜(ゆみがはま)半島。
この地で、明治中期頃から親しまれてきた田舎飯が「いただき」です。
当時はお米が大変貴重な時代です。
「貰う」ではなく「いただく」という感謝の気持ちがそのまま
「いただき」という名前になったとか。(諸説あり)
「いただき」は味がついていない油揚げを開いて、
牛蒡や人参を混ぜた生米を詰めます。
他には干し椎茸、レンコン、あご(飛び魚)のちくわなどを細かく刻み、
混ぜています。
お鍋に入れ、出汁や醤油、砂糖を入れて、蓋をして炊き上げて完成です。
炊飯器で炊く事も出来ますよ。
おにぎりで繋がる伝統がある。
この先も繋いでいきたい食の歴史です。
次回のご当地おにぎり紹介もおたのしみに!
認定講師の橘木でした!^^
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