みんなでごはんを食べるということ。
みんなでごはんを食べることは、
温かな繋がりを感じる、かけがえのない時間です。
「同じ釜の飯」と言ったりしますが、
家族でなくても一緒にごはんを食べる時間を重ねると育まれる何かがあると、
料理教室を運営をする中で、感じます。
食卓では毎日どんなことがあったか話すのもいいですが、
ぜひ食の話をしてほしいなと思います。
作り手の苦労や工夫ももちろん伝えたいですね。
今日は何がおいしいか。
みそ汁は何が入っているか。
本当は何が食べたいか。
食の話をしていると、
ちょっと特別な旬のはじまりなどが自然と話題になっていきます。
食を伝えるというと真面目一筋!のように映るかもしれませんが、
もっと自然にわいわい楽しんで味わうということ。
みんなでごはんを囲む「食卓」は、居場所でもあり、
誰にとっても 安心を感じる場。
ついついがみがみしてしまう食事のしつけも2割ほどに
とどめて、温かい食卓を目指すと、よりよい関係性を育めます。
今そんな時間が取れていない方も、長い人生の中で
少しでもおいしいく温かい食卓での時間が増えていきますように。
そんなお手伝いができる教室でありたいと思います。