夏も近づく八十八夜♪誰もが知る歌の伝統的な意味とは。
夏も近づく八十八夜♪
このフレーズ。聞き覚えありませんか?
この唄は「茶摘み歌」と呼ばれる歌で作者不明の歌です。
八十八夜とは、
立春から数えて88日目で5月2日頃のことを指します。
(2024年は5月1日です。)
「八十八夜の別れ霜」という言葉があり、
この頃から霜が降らなくなると言われています。
八十八を組み合わせると「米」という字にもなり、
農家ではこの時期に茶摘みや田に籾まきを始めるそう。
また、立夏という夏の始まりを目前にしたこの時期は、
夏へ向けての準備をするのに最適な日、縁起の良い日と言われています。
縁起の良い日、八十八夜。
この日に摘んだお茶は格別とされ、
不老長寿の縁起物とも言われています。
新茶は二番茶に比べてカフェインやカテキンが少なく、
テアニンという旨味成分が豊富に含まれ、リラックス効果も期待できるとか。
旨味と渋み、苦味のバランスが優れているのも新茶。
縁起の良い、旬の新茶を
お好みの茶器で楽しんでみるのもよいですね^^
聞いたことがあるけど、タイトルは知らない。
いつ聞いたんだろう?
そんな歌って作者が不明なものも多いですよね。
人の生活に密着している歌。
茶摘みをしながら、たのしむために、誰からともなく歌いだし、
歌い継がれていったんでしょうね。
歌から日本文化を調べてみるのも面白そうですね!
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