子どもとキッチンに立つということ。
おうちでちいさな頃から台所に親しみ、
体感していくことは、
親はちょっと大変だけど、
家族の毎日を豊かにしてくれます。
「食育」という言葉の産みの親、明治期に活躍した食養医学の祖とされる石塚左玄さんも「食育は家庭で行うもの」と伝えています。
台所にベビーゲートを家庭で置いている場合もありますが、
できれば小さいうちから台所に親しみ、できるちょっとしたお仕事を手伝うことからおすすめしたいです。
さやから出す、野菜を洗う。
キャベツをちぎる、トマトのへたを取る。
きのこを割く・・・といった
本当に何気ない台所のお仕事が
子どもたちにとってかけがえのない時間になるということを
知ってほしいですね。
枝豆をさやからだすことも、
とうもろこしをむくことも、
おにぎりをつくってみることも夢中になれる。
一緒に作るまでに思いのほか汚れたり、
こぼしたり、失敗したり・・・・
大人がした方が早いことは早い場合も多いです・・が、
一緒に作り、味わう体験がもたらす
コミュニケーションはその時だけのかけがえのないものであり、子どもの自立にも繋がっています。
また熱いものは熱い、
切れるものは切れるということは
教えてあげれば伝わることでもあります。
本能的で根源的なことが台所には多い。
してあげたいけどなかなかできない場合も
家庭では多くなっているかもしれなくて、
それは「核家族化」というのが影響しているのですが、
おうちでなかなかできないことというのを教室でサポートしていきたいと思っています。
気になった方は大人気になっている親子幼児クラスに
ぜひいらしてみてくださいね。
伝えたいことたくさん!懸命に伝えています。
月1回の教室から変わっていった子たちがたくさんいます。
お手伝いを越えて、おうちでごはんを一緒につくること。
取り組んだ時間が重ねられていくとスキルも自然とアップしていきます。
家事は8歳までにすべてできると言われており、
ちいさなうちから台所に入って一緒にたのしむこと、
子どもとキッチンに立てる喜びをもっと伝えていけたらと思います。