おやつの誕生秘話とこれから。~出版記念イベントレポート
先日の出版イベントのトークライブの様子を少しご紹介!
前回の代表菅野のなの
「みんなで食べたい時短おやつ」に込めた思いに続き、
菅野と創業者松波苗美による
親子トークライブの一部をレポートします!
「みんなで食べたい時短おやつ」再刊ということで、
レシピを作った時のおやつの誕生秘話を教えてください。
代表菅野のな(以下のな):
まず、バナナケーキのレシピが完成したのが一番です。
バナナケーキができるまでも紆余曲折あり、
材料の配合や入れるものを調整して
結構時間がかかりました。
創業者松波苗美(以下なえみ):
レシピの特徴として
粉よりも他に入る果物や野菜の方が多い、というのを意識しています。
なので、バナナケーキだと
バナナが150g、薄力粉が100gでバナナの方が多いんです。
また、大さじ1や、同じ分量など
分かりやすくする、というのも意識しています。
のな:
いろいろな調整を続けて、ぴたっとはまるまで試作を続けましたね。
なえみ:
バナナケーキはシンプルなレシピになるよう
色々なものを抜いていったら
最終的には卵も乳製品も豆乳もなくてもできる
ということが分かりました。
アレルギーに対応するのがはじめではなく、
できるだけ簡単で
できるだけ素朴なおやつということを考えた
結果そうなったんです。
のな:
あとは基本の型抜きクッキーですね。
これはなえみさんのミラクルショット!で
興奮とともに「できた!」と連絡がきましたね。
なえみ:
クッキーはバターも使わないというのがね、
その当時のバターを使わないレシピというのは
バターの代わりにものすごい量の油が入っていて、
どうにかそうじゃない方法はないかと考えて
お水に変えてみたんです。
のな:
よくありがちだったのは
卵乳製品なしのおやつには豆乳が入っていることが多くて。
でも豆乳を使わずにできないかな?
水でいいんじゃない?ってなって。
豆乳バージョンを作り、
水バージョンを作り、
牛乳バージョンも作り。
そうしたら水が一番さっぱりして美味しいかも、と。
なえみ:
お水でいけるってことが分かったんですね。
この本をどんな方に届けたいですか?
どんな風になっていったら嬉しいですか?
のな:
いま私たちのおやつは信じられないくらいに育っています。
最初は、さっきのデモを見たら分かると思うんですが
(イベントでは親子でおやつデモの時間がありました♪)
うんと自由なおやつ教室、と言う感じだったんですよね。
いまは一緒にやってくれている認定講師のみんなが
より再現性を高くするにはどうしたらいいか、とか
より仕上がりをきれいにするにはどうしたらいいか、とかを
仕上げてくれて
本当に色々な意味で「みんなで食べたい時短おやつ」
という風に5年かけてなったんです。
なえみ:
認定講師の皆さまには本当にありがたいし感慨深いです。
5年前のこの本からはじまって、
いまおやつの認定講師の皆さまがたくさんいらっしゃって。
それがみなさん本当に上手なの。
のな:
ここからみんなで広げていくようなストーリーにしたいですね。
みんなで食べられて
みんなで広げていくおやつの輪。
私たち認定講師も引き続き
このおやつを伝え、広げていきたいと思います!
皆さまもぜひ気になるおやつから
作ってみてくださいね♪
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