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食研ラボから新たな講座がどんどんうまれてほしいです!〜食研ラボ審査員 シナリオ・センター新井一樹さんインタビュー

食にまつわる素朴な疑問をきっかけに、自分のテーマを発見・探求していく食研ラボ。真剣な中にも自分らしさや自由さを楽しめるワクワクワークらしい研究の場となっています。

食研ラボでは毎年、自分の研究を発表する場として発表会を開催しています。
そこで第1期から審査員を務めてくださっているのが、シナリオ・センターの新井一樹さんです。新井さんは「毎日のごはんから私のしあわせを見つける。」というワクワクワークの教室理念を作るときにお世話になった方です。

写真上段の右端にいらっしゃるのが、シナリオ・センター 新井さんです。

そんな、毎年審査員を務めてくださるシナリオ・センターの新井一樹さんに、企業からみた食研ラボの面白いところやこれから期待していることについてインタビューしました。


食研ラボ3期の発表会はいかがでしたか?

第一回から昨年の第三回まで、審査員として参加させていただいていますシナリオ・センターの新井です。

審査員といっても、私の場合は食について詳しいわけではないので、一般的な目線で「へぇ~」と思った発表や「なるほどなぁ~」と思った発表、「そういう視点を持たないといけないんだ!」と思ったことなどを中心に、毎回楽しく発表を聞いています。

年々、発表内容の精度が高くなっているように感じます。

とくに私が好きなのは、大西くみさんの「お豆」の発表です。3回すべてで発表されていて、回を重ねるごとに研究の押さえどころも的確になっていますし、「お豆」への愛も感じます! 続けることの大事さを教えてくれる発表です。

研究テーマであるお豆の発表をする大西くみさん

企業からみて、食研ラボの取り組みの面白いと感じるところはどんなところですか?

私が食研ラボで一番いいなぁと思うのは、忙しくてパワポを用意しきれなかったけど、手書きのシートで発表します!的なラフなノリです。もちろん、そういう方の発表は、じっくり時間を取って練りこまれた発表と比べるとツッコミどころが多いかもしれません。それでも、発表者として人前に立つことを決めたということが、何よりも素晴らしいですし、そういったチャレンジを「あり」としている食研ラボさん、そしてワクワクワークさんの懐の深さが、私は大好きです。

そういった面があるから、毎回熱量の高い発表がされるのではないでしょうか。今風にいえば、「心理的安全性」なのかもしれませんが、こういうことを自然体でできてしまうところに、食研ラボの面白味を感じます。

食研ラボで生まれた研究(あるいは食研ラボの活動)が、今後こうなったらいいなと思うことはありますか?

私は、シナリオ・センターで新たな授業などを開発したり、今ある授業の精度を高めたりということを役割として担っています。

そのせいかもしれませんが、やはり期待してしまうのは、食研ラボでの発表がワクワクワークさんでの講座や、取り組みの一つに加えられることです。審査のときも、どうしてもその視点を入れてしまいます。

というのも、やはり「ワクワクワーク」は食の知識だけではなく、実践の場を提供する教室であるべきだし、それを実践するにふさわしい内容の発表がなされているからです。

自分が学び取ったことを、人にわかるように学びの教材とする事の難しさは、私も日々感じます。ですが、その難しさを乗り越えることこそ、もっともワクワクする仕事だと思います。代表ののなさんとか、食研ラボを主催するまいさんとか、みなさんの力をあわせて、食研ラボから新たな講座がどんどんうまれてほしいと願っています!

新井さん、ありがとうございます!
食研ラボから新たなコンテンツを生み出していくのが楽しみです♪

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