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夏も近づく八十八夜♪誰もが知る歌の伝統的な意味とは。

夏も近づく八十八夜♪
このフレーズ。聞き覚えありませんか?



この唄は「茶摘み歌」と呼ばれる歌で作者不明の歌です。

八十八夜とは、
立春から数えて88日目で5月2日頃のことを指します。
(2023年は5月2日です。)

「八十八夜の別れ霜」という言葉があり、
この頃から霜が降らなくなると言われています。

八十八を組み合わせると「米」という字にもなり、
農家ではこの時期に茶摘みや田に籾まきを始めるそう。

また、立夏という夏の始まりを目前にしたこの時期は、
夏へ向けての準備をするのに最適な日、縁起の良い日と言われています。

縁起の良い日、八十八夜。
この日に摘んだお茶は格別とされ、
不老長寿の縁起物とも言われています。

新茶は二番茶に比べてカフェインやカテキンが少なく、
テアニンという旨味成分が豊富に含まれ、リラックス効果も期待できるとか。

旨味と渋み、苦味のバランスが優れているのも新茶。
縁起の良い、旬の新茶を
お好みの茶器で楽しんでみるのもよいですね^^


聞いたことがあるけど、タイトルは知らない。
いつ聞いたんだろう?
そんな歌って作者が不明なものも多いですよね。

人の生活に密着している歌。
茶摘みをしながら、たのしむために、誰からともなく歌いだし、
歌い継がれていったんでしょうね。

歌から日本文化を調べてみるのも面白そうですね!


★ワクワクワークでは、行事食から、
日本の伝統を詳しく学べる通信クラスをご用意しています^^

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