子どもの生きる力を育てるものって何だろう?~食研ラボ大賞・須藤友美さんインタビュー

食の中でも「私が深く知りたいこと」「自分の興味関心」を深堀り、テーマを定めて自由に研究を進める、食育研究ラボラトリーこと食研ラボ!


先日初の発表会が開催されました。
そのときの様子はこちらです。

そこで第1回食研ラボ大賞に輝いたのが、
本校の幼児クラス代表講師であり、現役保育士でもある認定講師の須藤友美さんです。

そんな友美さんに、研究テーマや発表までのこと、これからの思いについてインタビューしました。


-どんなテーマで発表をされましたか?

「子どもの時代から生きる力を育てるものって何だろう?」ということに焦点を当てて、心も体も元気な子が育っていくにはどんなことが必要なんだろうというのを深堀りました。

-そのテーマを選んだ理由は?

私は保育士として10年以上働いていて、一時期仕事をやめようかと思ったこともあったのですが、子どもが大好きでやっぱり戻るのはここ。
私をこんなに突き動かすのは何だろう?という思いがずっとあったんです。

私には核なる何かがあるはず、でもそれって何?と思っていたときに
食研ラボがはじまって、これに身をゆだねてみようと思いました。

-テーマはどう深めていきましたか?

「子どもの心と体を変化させるもの、関わり次第でよりよく変化できるものが何かある!」というのはこれまでの経験で分かっている。
でもそれが言語化できていなかったので、
顧問の田渕さんからアドバイスをいただいた「ひたすら言語化」をやろうと。

テーマにそって「なんでだろう?」を問い続けて問い続けて問い続けて・・・最終的にまとまった感じです。

ひたすら自問自答で、大切にしたいと思っていることを書き出し、
参考にしている本を最初から改めて読み直したりもしました。

そうしたらまとめのパワーポイントが20ページ強になって・・・!

そこから絞るために、テーマと自分のたいせつにしたいところだけがシンプルに簡潔につながるところだけを残して、「子どもの生きる力=○○」となるところまでもっていきました。

核はこれ、これを伝えるには何があればいいか、を20ページからかなり絞りましたね。

実際の発表の様子です。


-大変だったことはありますか?

それが、ずっと楽しかったんです!
ひたすら自分に問いかけて、仕事しながらもこれまでを振り返ってみたりして。体を使って体感しながらまとめられたのも楽しかったです。

ゴールがくもりそうになったり、こんなのまとめられない!と思ったこともありましたが、「絶対大事なフックはあるし、まとまる!」と思ってまとめられました。


-最終的に、「核なる何か」をどうやって見つけましたか?

わが子の子育て経験や、仕事で小さい子どもを見ているときに
「この子達の今どこを見ている?」と自分に問いかけました。

そうしたら、いつも見ていたのは体とごはんというポイントだったので
ここを中心に深堀っていこうと思って。

ベースは毎日の心の変化、ごはんが原動力と分かったのでこれを軸にしました。

また、顧問の田渕さんから「価値観はそれぞれだから、自分の世界観を作っちゃってください」とアドバイスをいただき、いわゆる研究と呼ばれるものとは違うかもしれないけど、このまま突き進んでみようと思いました。


-子どもや子どもの成長への思いに溢れる友美さんを突き動かすものは何ですか?

どんどん変化していく姿に関われること、それをサポートさせてもらえることです。

1回1回では分からなくても、継続的に関わらせてもらうことで感じる変化があって。「今日はどうかな?」というのが本当にたのしみです。

少しの変化をきっかけに大きな変化になることが多くて、
体が変わると心も変わる。そういうことが本当にすごいなと思います。

食事を全然食べない、という子も、今はそうでも絶対大丈夫だと思っているんですよね。
どんと構えよう!と思っているとすぐ変化が出たりすることも。
その1人1人の変化や成長にやりがいを感じています。


-まとめた研究を発表してみてどうでしたか?

絞りすぎて当たり前のことかな?というところまでいきましたが、発表後に何人もの方から「もう1回聞きたい」「もっと早く知りたかった!」と声をかけていただいて。
自分のあたりまえが人のあたりまえとは限らないと分かり、もっと届けていきたい、私はこういうことがやっていきたい!と思いました。

長年の思いが言語化できて最高にすっきりした気持ちです!


-これからどういう方に届けていきたいですか?

今まではお話できるのは保育園の中だけで、
その方たちに届いていけばいいなと思っていました。

でも発表後の反応から、見えない中に必要としてくださる方もいるという実感もあります。これを知ったら心も体も元気な子が増えるなと思うと何かしたいなという思いです。


-ワクワクワークでの学びで役に立ったことはありますか?

もう全部です。笑
ワクワクワークで学んだからこそまとめられました。

まとめているときは、ずっと講師養成講座で学んだ内容が頭の中にでてきて。
例えば、話すときのつなぎの言葉、端的にまとめる方法、自分の話し方の癖など、頭の中で1人で突っ込みながら組み立てていました。

今までの経験、いただいたアドバイスを思い出しながら進めたからこそ、簡潔にまとまったと思います。

あとは、ワクワクワークで毎日のごはんのベースを整えられたことが本当に大きいです!

毎日仕事に打ち込めるのも、研究をして核を見つけられたのも
自分のベースがごはんで整っているからこそだなと思います。

そのほかにも、いままで自分に自信がなくて、
壁があったらどうにもならない!
と思うタイプだったんですが、

ワクワクワークの認定講師の皆さまとの関わりや学びを経て
どうにでもできる!という強さが出てきました。
言い訳もしなくなったなと思います。

日々随所でみなさんからいただいたアドバイスが思い出されるのですが、それがすごくありがたいし目に浮かぶ顔もとってもあたたかいんです。

私は大丈夫、と思えているし、うまく言葉にできないけど心に積もるものがたくさんあります。


-幼児クラスのレッスンのこと、これからの思いを教えてください。

ほんとにたのしいです!
来てくれたら絶対にたのしんでもらえる自信はあります。

調理スキルだけじゃなくて、来ることで心の変化もあって
どんどん変わっていくキッズがたくさんです。

笑顔が増える、積極的になる、興味関心や意欲が増える!
達成感からあふれる笑顔がすごく嬉しいです。

子どもたちに変化の実感はないかもしれないけど
私たちから見たらすごく変わっている!
できることが増えて、自分でやれることがいっぱいになったね!というのを自然と身に着けてもらえたらなと思います。


友美さん、ありがとうございます!

現在、友美さんの研究の内容を含めた赤ちゃんママ向けの講座を準備計画中です。たのしみにしていてくださいね!

★友美さんがクラス代表講師を務める幼児クラスはこちら。

★認定講師の活動に興味のある方はこちらをご覧ください。