食べることに罪悪感を感じていた過去の私へ〜「私と時短おやつストーリー⑬」
「おいしい!ってしあわせ」
「息子くーん、ゼリー食べる?」
「えっ!ぜりー?食べるー」
満面の笑みで私の元へ駆けてくる息子の小さく可愛い手に
葛ゼリーの入ったお椀を手渡す 。
「ぜりーぜりー」と喜びながらテーブルに向かう息子を
見ながら、このしあわせを噛みしめる。
数年前の私はこんなしあわせを想像すら出来なかっただろう。
20代の時にストレスから食に囚われ、食べる事に罪悪感を
感じるようになった。
赤ちゃんを授かり難くなっても、その罪悪感は消えることは
なかった。
結婚して6年、ようやく希望の光が私のお腹へとやってきた。
しかしそれと同時に、こんな私がこの子を育てられるのか?
ママになれるしあわせと同時に不安を抱える日々だった。
妊娠後期に差しかかり、友人に誘われて参加した
のなさんとなえみさんのお話会。
肩の力を抜いた子育ての話に心が踊った。
そこで配られたおやつ(さつまいもクッキー) 。
甘いものを避けていたが、せっかくだしと一口食べて
顔がほころんだ。
優しい甘さと作り手の温かさがじんわりと伝わってくる
こんなおやつ私も作りたい!
生まれてくる赤ちゃんにも食べさせてあげたい!
ふつふつと湧き上がってきた思いは叶い、
もうすぐ3歳になる息子と手作りおやつをたのしんでいる。
『食べる』ことにしあわせを感じられる日々に感謝しながら。
今日も家族の元気と笑顔の元を私の手が生み出している。
そこにはもう罪悪感はない…
少しでも同じ思いで苦しんでいる方が減りますように
思いを込めて。
認定講師・阪本明里(Instagramはこちら♪)
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