まもなく始まる「夏の土用」に食べたい旬とは?
立春、立夏、立秋、立冬。
この日はそれぞれの季節の始まりを示します。
立春、立夏、立秋、立冬の前18日間の期間は全て「土用」と言います。
「土用」は年に4回あるんですよ!
立夏の終わりから、立秋の始まりにかけての18日間を「夏の土用」といい、
だいたい7月19日頃から8月6日頃のことを指します。
「土用」は季節の変わり目。
体調も変化を起こしやすいことから、
旬のものを食べて、元気をつけると良いとされています。
この頃には、
しじみが旬を迎え「土用しじみ」と呼ばれるほど。
しじみには、夏に汗と共に排出してしまう、
ミネラルを補給するのにも最適です。
また、タウリンも多く含まれており、
疲労回復などの効果もあるとされています。
さまざまな栄養が含まれているので、腹薬とも言われるのだとか。
夏の土用は、1年のなかでもっとも暑さが厳しい時期にあたるため、
食べものの他に、昔は柿の葉などの薬草を入れたお風呂に入ったり、
体にお灸をすえたりして、夏バテ防止などの対策を行っていたそう。
昔から伝わる習慣は、先人の知恵がいっぱいですね!
土用しじみ、ぜひ取り入れて暑い夏を乗り切りましょう♪
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