ほんのひと手間〜「私と時短おやつストーリー⑮」

「ほんのひと手間」


私は小さい頃から料理やおやつ作りは大好きで、
好みに合わせていろんなおやつを作ってきました。

子どもが生まれて自然育児に出会ってからは、
安心な材料を使って作られているレシピ本をあちこち見ては作り、
アレンジもしたりして、それなりに満足していました。

その頃私が作っていたクッキーは、
「少し固いけどかめばかむほど味が出るような、
素朴なあじわい」

でもバターを使っていないからこれでOK、
自然っぽくていいよね、と思っていました。

ワクワクワークのおやつに出会ったのは
子どもが中学生になってから。

初めて基本の型抜きクッキーを食べたとき、
「バターを使わずにこんなにサクサクのクッキーが
焼けるんだ！」と、とても驚きました。

バターは使っていないけどクッキーがサクサクに焼けるポイント。
バナナケーキを卵を使わずふんわり焼くコツ。
寒天をつかってふるふるゼリーを作るワザ。

ほんのひと手間、
１つ１つのレシピにはおいしく作るポイントがちゃんと
あるのです！

目からうろこが落ちる思いで、
私はワクワクワークのおやつをマスターしていきました。

ポイントを掴めば、シンプルな材料でサクサクな
クッキーも、
ふわふわで風味豊かなバナナケーキも、
つるんとしてふるふるな寒天ゼリーも、
作れるんです。

私が作りたかった味にやっと出会えました！

息子よ、ありがとう！

君が小さい頃、固いクッキーでも美味しそうに
食べてくれたから、お母さんはおやつ作りを続けて
来られたよ。

息子は高校生になって寮生活を送っています。



私のおやつを食べる機会は減りましたが、
次に帰って来るときはふわっふわで美味しいバナナケーキを
作ってあげようと思います。

認定講師・大西くみ　（インスタグラムはこちら♪）