「何を、誰と、どんな風に食べてきたのか。」食の歴史を紐解く旅へ~講師目黒さんからのメッセージ

食と歴史について深く学ぶ特別編
「食の歴史講座オンライン~近現代編」

講師を務めて下さる茶道師範の目黒公久さんから
ステキなメッセージをいただきましたのでご紹介しますね♪


いつも平日の夜の講座やお散歩ワーク、温故知新クラスなど、お付き合い下さり、ありがとうございます。

ワクワクワークは料理教室の枠を超え、
神奈川からどんどんと全国へ飛び出し、
すでに世界へと広がり始めています。

こんな文字通りのワクワクな料理教室は他にない!
と傍でご一緒させて頂きながら、いつも思っています。

かつて丸山真男という人がいて、
「日本文化は、タコツボ文化である」
と言って、隣近所が何をしているかが社会的に分からなくなったと喩えたのですが、まさに茶道教室は茶道、料理教室は料理と固定観念の枠に捉われがちになってしまいます。

けれど、丸山真男は「すべてはササラ文化だよ」として根っこは繋がっていると唱えているのを知って、ぼく自身はこの言葉から文化の根っこを探す旅人になろうと学生時代に決心しました。

そして、食の歴史こそがその民族や集団の根っこであり、共通の記憶であり、思索の源でもあり、未来でもあると思うようになりました。

「何を、誰と、どんな風に食べてきたのか。」

今回は明治から大正にかけての60年余りを、2回にわけて、そして昭和から現代へ至るいまに一番近いところの食の歴史を紐解く旅へ出かけたいと思います。





たくさんの戦争が世界を覆いコレラや結核、間違った知識に基づく脚気やスペイン風邪の流行など、当時のポスターを見るとその傾向は今の映し鏡のようなところがあります。

衛生学が広がることによるアンチ西洋化の誕生!という現象も見逃せません。

日本はずっと長い間疫病の蔓延に悩まされてきましたが、この時代ほど生きにくい時代もなかったのではないかと思うほど、西洋があの手この手で雪崩れ込んできます。

歓迎した人と、抵抗した人、うまいこと取り入れた人たち。
なぜ、ナポリタンなのか。なぜ海軍カレーなのか。
どうして親子丼なのか。


そんな中で食育の祖、石塚左玄さんが声を上げたのもこの時代です。

15年という短い大正時代の最後に訪れる関東大震災は、復興に7年かかりました。当時の7年はすごいスピード復興だったようです。

復興のなかで生まれた物語は、当時を生き抜いた人たちが大切にしようとしていた想いに触れる記録に溢れています。

都市部や農村の生活風景が少しずつ変わっていく様子も見たいと思います。

そんな逞しいご先祖様たちが、直面した第二次世界大戦の物量不足、
資源不足と孤立しないという選択が戦後の日本復興のなかで、最優先課題になりました。

そこに「国際機関」や「国際条約」が陰や日向に大きくなっていく時代、
日本の食べごとはブラジルやアフリカへと関係性を広げていくことになります。

同時に発展する栄養学や遺伝子学が、大きく食文化への影響を発揮し、
人口増加に対応するように科学的なエビデンスや大型のハブ化がすべてにおいて求められるようになりました。

なぜ、こんなにもタコツボ型な解決社会になったのか。
現代のあらゆる問題の根底に、「食」があり、「食文化」がキーワードではないかなと思っています。

持続可能な社会と農業の農薬が矛盾してしまうようになり、
安心安全な食事と里山資本主義は、根っこを同じくするはずが、どうもどこかですれ違っている。

現代の食、基礎編では「食」の問題を生み出している根っこにフォーカスしたいと思います。

え?いつの間に?どうして?なぜ?の連続に、食を守るためには「根っこ」を探す旅が必要だなと感じてもらえたら嬉しいです。

ひとりでは何もできないので、葉っぱや実だけじゃなく、根っこまでを使い切って大事にしてくれる仲間たちとともに、食の未来を照らし合わせ、いまを考えるような時間になったらと思います。

たくさんのご受講を心からお待ちしております。
平日夜、真夏に向かってどんどん熱い夜にできればと思います。

目黒さん、ステキなメッセージありがとうございます!
開講がとても楽しみです^^

食の歴史講座オンライン~近現代編、こちらの講座は続々とお申込みいただき【満席】となりました!
開講までたのしみにお待ちくださいね♪(6月14日追記)