記憶に残る、体に染みわたるおいしさ!~「日本食のはじまり講座~巻繊汁をつくろう」開催レポート
「日本食のはじまり講座~巻繊汁をつくろう」を野外で開催しました。
ゲスト講師に食の歴史を研究されている玉利康延さんをお招きし、水源を守る取り組みをされているコンコントフィールドさんで中国式巻繊汁(けんちんじる)を作りました。
あいにくの雨と寒さでしたが、巻繊汁を味わうにはぴったりな天気!
まずはコンコントフィールドの小宮さんから、この地(大井町山田)についてお話。
関東で最も早く稲作に挑戦した場所でもあり、理想郷といわれ、建長寺とのつながりもあり、実は鎌倉とも縁が深い場所でした!
そして、中国式巻繊汁はとっても野生的。
薪で火を起こし、ごろりと大きめに切った野菜、多めのごま油で野菜をしっかり炒め、油と出汁を乳化させる。
火の番に慣れて火力が強くなると、ぐつぐつと鍋の中もいい感じになり、椎茸や切干大根などいろんないい香りが一気に漂います。
出汁をたくさん吸った車麩などの乾物、柔らかく煮えた根菜、とにかくおいしく、お腹の中から温まりました。
小宮さんの無農薬天日干しのお米も炭で炊き、本当においしくて感激でした。
野外だからこそできる体験が盛りだくさん!
またぜひコンコントフィールドさんにお伺いしたいです。
小宮さん、玉利さん、ご参加の皆さま、ありがとうございます。
しばらく、けんちん汁にはまりそうな鎌倉本校代表の井上でした。