みんなで食べるおやつのちから〜「私と時短おやつストーリー⑨」

7歳になる我が家の娘は卵と乳製品が食べられない。

そんな娘に喜んでほしくて、自然とおやつ作りを
することが増えた。



おやつ作りはたのしい。

オーブンからするいいにおいが部屋中に広がり、
焼きたてを早く早くと急かされながらお皿に盛りつけ、
笑顔いっぱいで食べてくれる子どもたち。

蒸したさつまいもも人気のおやつだ。
おやつを作る時間がないときのお助けアイテム。

小さい頃はお出掛けのお供はおにぎりとさつまいもだった。

少し大きくなると、友だちとおやつを食べる機会が増えた。

時々家で作ったおやつやおいもを持っていくと、
娘の周りにわいわい子どもたちが 集まって、
みんなで楽しくおやつを食べる。

それでも時々、友だちが美味しそうに食べるおやつを見て、
「私も食べたいのになぁ。。。」という娘を見ると切なくて、

帰ったらココア買ったからチョコ味のケーキ作ろっか！と
言いながら歩いた帰り道。

そんな娘も小学生になり、自分でおやつを作りたい！
という時がある。

そんな時は時短おやつのバナナケーキや
米粉のガトーショコラなど、 娘も作れるレシピで
家族や友だちのために、がんばって一人で作る。



真剣な顔で切り分けて、どう？どう？と聞いて
嬉しそうにケーキを ほおばる娘は、

「食べられないもの」はあるけれど、
素敵な経験もたくさんしている。

いままでも。 もちろん、これからも。

認定講師・竹田晶子