私たちらしい食の「研究」を深める場。食研ラボ2年目♪
半年間かけて自分の知りたい食のことを深めて研究する「食研ラボ」というのを年1回運営しています。先日その最終デイオンライン発表会がありました!
私たちらしい研究とは何か・・・を右往左往した1年ちょい程を経て、「食研ラボ」となりましたが、今年もたのしい発表会となりました!
何を右往左往していたかと言うと・・・
研究といっても大学院!文献!みたいないわゆる研究ど真ん中ももちろん大歓迎だけどそうじゃない方法もOKにしていきたい。
そうじゃない方法ってなんだろう・・・もっと自由度みたいなところ?という曖昧なゆるさを残しながらスタートした1期でした。
(一期の発表会の様子はこちらです♪)
「研究」に詳しい大学に勤めていた認定講師の小椋舞さんと札幌新陽高校で高校生に研究を教えている田渕久倫さんを顧問にお迎えして右往左往一緒に考えてつくってきた食研ラボ。
2期目は、いっそう自由な続きを進めていく方と新しく仲間になったメンバーと入り混じった半年間でした。
みなさまそれぞれの発表が本当に素敵♡
現代の食の問題について私もお話しつつ、横田農場の横田さんからお話を伺い、自分が何にひっかかっているのか、メモしたり考えつつ、研究テーマを定めていきます。
ずっと同じことが気になって深ぼっていかれるみなさまとご一緒して生まれながらにテーマって決まっているのか!?と思ってしまうほど感慨深いものがありました。
迎えた先日の発表会!みなさまの研究テーマはこちらでした。
「母と母でつながる家庭の味」香川桂さん
「100年先の未来に届けたい!豆は地球を救うⅡ」大西くみさん
「今の農業と100年後にめざしたい農業のかたち 環境にも配慮した「持続可能な農業」の追求 山本まり子さん
「豊かさを育む取組み」須藤友美さん
「わたしの気持ちがたのしい食卓をつくる」石鍋茉莉子さん
「大阪万博のテーマで研究しよう」井口香織さん
どのテーマも本当に多様で素敵!
これぞ私たちがやりたかった自由でそれぞれの食研ラボだと思えました。
発表の仕方も自由。このまま学会にも出せそうなよく調べられた資料、たのしいパワーポイント、手書きの資料まで。どんなやり方もOK。
今回は、第2回食研ラボ大賞はご自身のルーツを探り、家系図、その食事の歴史を振り返った「母と母でつながる家庭の味」、北海道の認定講師香川桂さんが受賞!
聞いている側も自分のルーツや、子どもの頃の食卓を思い出し、心動かされる発表でした。当日の発表を聞きに来てくださった応援隊のみなさま(メルマガ読者さまもたくさんいらして下さいました♪ありがとうございます!)からも投票いただき、満場一致で大賞となりました。
審査員特別賞として、豆の研究2期目の大西くみさん、持続可能な農業の研究2期目の山本まり子さんが受賞。
去年からのテーマを深めたみなさまも素敵なその先の深い世界が広がっていて・・・ああ続けてきていてよかったなー--と感慨深い思いでした。
年1回、半年間の研究を経て発表していく食研ラボ。また次期が楽しみになりました!もっと私たちの研究を広げたり、研究の成果を形にしていくことも考えていけたらと思います。
ちゃんと考えて、取り組んでいたらたのしいことがいっぱい生まれていきますね♪この先の展開も取り組んだみなで考えていってみたいと思います。
代表の菅野のなでした!