先日ごはんとみそ汁シンポジウム2020が終了しました。
3週にわたって土曜の夜によなよな食について熱く語り、
今後必要なものをプロジェクト化することを目的として、
結果、えんちゃん農場との共同プロジェクトとして行っている「みんなで野菜を育てて種を繋ぐ、たねのこプロジェクト」の進化版「たねのこX」プロジェクトをみなで作っていこう!となりました。
キックオフミーティングの日程も決まり、ここから始まります。
去年から私たちはさまざまな食のプロジェクトを運営してきています。そのどれも、同じ思いで運営しています。それは・・・
「思いは100年先に。今できる一歩を」という気持ちで、活動し続けること。
0歳から100歳までの参加型オーガニックマルシェ「よっといでマルシェ」
全国多世代でつくるたのしさを味わう「おにぎりキャラバンオンライン」
私たちの運営しているプロジェクト、そのどれも目指すところは同じ。
私たちのプロジェクトは、「事業になるから」とか、「みんながいいと言うから」という理由ではないところにプロジェクト設立の意味を見出していて、
大切にしたい食の未来のために、「絶対に形に残す!」「何が何でも続けていく思い」これらがしっかりとあることを重要視しています。
どのプロジェクトもどんな未来を残したいか、
そのための一歩を表現しています。
休校を受けてはじまった「おにぎりキャラバンオンライン」へ3か月で、全国から700名の方がご参加くださったり、私たちのスタートではじめた「いっしょに作ろう!ごはんとみそ汁バトン」は4000投稿を超えました。
小さな料理教室だけど、小さな料理教室だからできることはまだまだいっぱいある!
その一歩から100年先に繋いでいく、繋いでいける!という思いで日々運営しています。
理念を踏まえて、私たちのプロジェクトで大切にしていくことは3つ。
①体感をたいせつに
料理って本当にたのしい。おいしい!
温かい!と体感できることがいっぱい!
どんな状況にあってもしあわせを感じることができる。
「体で感じること」は、教室でも大切にしていますが、
プロジェクトでも大切な軸です。
②すべての出来事は宝物
プロジェクトは継続が大切で、私たちに辞めるという選択肢はよっぽどない。
自然が相手のプロジェクトも増えてきていて、きっとその起因で心折れる日もきっとくる。どんな出来事も次世代のヒントになるように、辞めずに、腐らずに、たんたんと続けて残していくこと。ここを大切にします。
③真剣にあそぼう!
そしてそして、真面目にやっていくけど、やるからには真剣に遊びたい!そんな背中こそ子どもたちに見せていきたいですね。
そんなこんなで一層食プロジェクトに注いでいきたいこの頃です。
2015年から育成していて、じわじわ増えて、熱意ある認定講師が全国から集結!本当に心強い旅の仲間。「仲間」なんて言葉は数年前にはしっくりこなすぎてさらっと使えなかった言葉。
ここからいろいろなことができそうだなと私もワクワクしています♪
消えかかった大切な食の源流は全て守る。
時代が流れても変わらないものを守り、今に合ったやり方が必要なら整える。
そんな役割を果たしたいと思います。

こんな子ども心も一緒に楽しみながらと思いますー!
代表の菅野のなでした。