『料理すること』の意義と私たちの原点へ
年始に私たちは料理教室でよかったんだという記事を書きましたが、その気持ちは最近どんどん深まってきていて、今の世の中を見ていても、スクリーンタイムが延びに延びたり、AI、タイパなどこれからこれらの波に減ったり、消えそうなものが多い未来を思っても、
「料理をする」中にある人間としての喜びや本能的な喜びが多いことをもっと伝えたいというか、伝えねばならないというように感じます。
北大路魯山人(きたおおじろさんじん)さんの残した言葉として、『料理とは理(ことわり)を料(はか)ること』という有名な言葉があり前から知っていた言葉ではありますが、この言葉がやっと身に染みて私のテーマのように感じるこの頃。
レンチンよりもおいしいものはもっと簡単で素朴であったり、難しく考えてしまう箇所を撤去することで、快適で滋味ある食生活を送ることができる。
「持続可能な食」に貢献したい思いで鎌倉移転前の武蔵小杉時代では、オーガニックマルシェを開催したり、様々なプロジェクトへの取り組みを実施したり色々を経て、私たちが最も貢献できることとして「料理をすることの意味やたのしさ」という基本となる部分に立ち返って伝えていくことなのではないかと思うに至りました。
料理教室は最初の形であり、本当に原点に戻ったなって感じがします。
『料理すること』には、事前の食材準備や、食卓、食後の片付けも含まれる。
教室を運営する中で大切にしてきた、準備することであったり、旬であったり、心のギフトを持ち帰っていただくことであったり・・・すべては料理することから得られるもの。
1周まわって最初に戻ったような気持ちですが、今は全国に気持ちを同じに伝えていける認定講師が200人以上。みなで届けていければと思います!
原点に戻ったことを大切に、また書いていきますー!
代表の菅野のなでした♪