今月は「青色」です。
水や、空、海など実際にさわることが難しいことから、 「理想」「希望」「遠く思いはせる」「冷静」のイメージとされます。
知性、高尚や貴族を象徴する色に、青が使われることが歴史上にもありました。 意味をもって色を使うことは今はじまったことではなく、 はるか遠くむかしから行われてきたことなんですね。
ルイ7世の時代では、フランス王家の紋章が青地に白いユリの花と決められ、 以来青色をフランス王家の色とし、王家以外にこの色を使うことを禁じました。 フランス国旗の青は自由を表現しています。
アフリカ、灼熱の大地では水を象徴する青への憧憬があり、 民族の婦人は藍染めのブーブーといロングドレスをきていたりします。
青色は気分を落ち着け、心を静める効果のある色でもあります。 青色をぼーーっと見ているとちょっとたそがれた気分になりませんか。
時々、ふと海を見に行ってのんびりしたい!と思うのは、 心を静めて気分を落ち着けたいというこころの疲労のサインかもしれません☆
この色は絶対この意味だ!と決まっているわけではないけれど、 色の持つ意味を生活に少し活かせるとよりたのしいかなと思います。
次回のコラムは赤色の予定です。
posted by at 2008/07/06 nona