心が乗ってこないとき、体の状態や今のサイクルについて考えると すっきりと理解できるときがあります。
体のことを考えず心ばかりが走っている状態を
続けていると、知らない間に気分が落ち込んでいることがあります。
体のサイクルと心は切っても切り離せないもの。
比較的わかりやすく感じとりやすいサイクルをとりあげると、
女性には生理というサイクルがあります。
それにともなって約1か月の心のサイクルがあるといえるでしょう。
生理の終わり頃から卵胞期〜排卵にかけては、もっとも美しくなる時期、
新しいことにどんどん取り組め、自然とやる気もでます。
生理の少し前と生理中は、新しいことを受け入れようにも難しく、
内側に向かって安静にゆったりと過ごす時期です。
男性にも似たサイクルがあると言われています。
いつでも絶好調、あるいは絶不調なわけではなく、物事に対する欲求に波があるようです。
また、気持ちのサイクルには月が影響しているとも言われています。
満月に向かうときは物事の吸収によい時期。
欠けていくときは吸収したことを消化し、不要なものを吐き出す、
デトックスによい時期。
もっと長いサイクルで体が転調していく時、 少しつかみにくいものに感じられます。
例えば、閉経後のサイクルに体が調整していくときや、
妊娠中、胎児の発育とその後の育児へつなげる過程を体が調整していくとき、
何かの手術の後、体が術後と術前とを調整するときなどです。
長い月日をかけて何回かの転調をともなって バランスをとっていくので、
あれどうしたのかなんだか心の調子がさえない!
なんていう時期もやってきて、
それを乗り越えつつ好バランスを目指してゆくのだと思います。
普段、疲労が蓄積され過ぎていると本来のサイクルよりも、
そちらが先にきてしまって、自分自身がつかみにくいかもしれません。
自身の体の状態を深く読んで無理のない自然なバランスをとること、 体を思いやることが心のよい状態を保つひけつではないでしょうか。
posted by at 2009/02/19 nona