調和のとれた献立は、一汁三菜といわれています。
主食と汁物、魚か肉のメインの一皿、野菜が2皿の組合せです。
例えばご飯、味噌汁、焼き魚、酢の物、野菜の煮物、
これで一汁三菜になり、いろいろな食品をバランスよく摂る事ができます。
主食とはエネルギーのもととなるものです。
米、パン、麺類など。
精製度の低いもの(玄米、胚芽米、全粒粉のパンなど)はビタミン、ミネラル、食物繊維を沢山含んでいますので、お勧めです。
主菜とはたんぱく質を多く含む食品…肉、魚、卵、大豆製品などを使ったお料理。
一食に一皿としましょう。お肉は60〜70g、お魚は一切れ70〜80g位を目安とします。
筋肉の材料となるたんぱく質は、適量をきちんと摂りましょう。
副菜とは野菜、きのこ、海藻類などのお料理です。
ビタミン類、ミネラル、食物繊維が豊富です。
この多くは、体の中で
エネルギーをつくるときに欠かせない働きをするので、微量でも不足すると代謝がとどこおってしまいます。
野菜は一日に350g〜400gは摂りたいものです。両手にいっぱいぐらいになります。
生野菜は加熱に弱いビタミン、酵素をそのまま摂取することができます。
温野菜は柔らかくなって、かさも減り、沢山摂る事ができます。
また、緑黄色野菜の人参やブロッコリーなどは吸収がよくなるので、少量の油を使うとよいでしょう。
野菜、きのこ、海藻類をたっぷり摂って、体の流れをスムーズにしましょう。
主食と汁物… ご飯と味噌汁、(パンとスープ)
主菜… 魚または肉類、卵、豆腐、納豆などタンパク質と野菜
副菜1… 酢の物、
(あえ物、サラダ、おひたし、漬物、などの野菜)
副菜2… 煮物、(炒め物、などの野菜)
カレー、シチュー、炊き込みご飯など、献立によっては一汁二菜でもかまいません。
一日一回から始めましょう。
この組み合わせができるとカロリー計算をしなくても、
バランスの良い食事をとることが可能になります。
季節の食材を使い、献立の組み合わせを楽しみます。
ほんのひと手間を心がけて、習慣にしましょう。
posted by at 2009/09/22 matsunami