ひまわりや、ラッパ水仙など、黄色い花には 気持ちの落ち込みを助ける回復力があります。
バナナ、グレープフルーツ、レモンといった黄色い果物にも 免疫力を高め、疲労回復を助けてくれる作用があります。
天体では熱く激しいエネルギーをもつ太陽の色。 果てしなく拡がる力をもっています。
中国では支配者の色でもありました。 果てしなく自分の力を拡げる意味が込められていたのでしょう。
黄色は知性とも結びついているといわれ、合理的、理性的な判断を下すといった意味でも 支配者が好んだのかもしれません。
タイの人は生まれた曜日をもとにいろいろ(方向、結婚、名前など) 決めたり、色にもこだわりがあるそうです。 曜日によって色が決まっていて黄色は月曜日の色。 黄色のポロシャツを着ている人が多いのは、 月曜日生まれの現国王を敬愛する気持ちをあらわしているからだそうです。
一方でキリスト教では、黄色は最後の晩餐にユダが着用していたため 裏切り者の色とされていました。 その流れで、ヨーロッパでは黄色は社会的差別の手段として用いられました。 近年にフランスのロードレースで1位の選手を見分けるために黄色が用いられるよう になり、ようやくイメージが回復したといわれています。
私たちにとっては、風水的な金運のイメージが強いように思います。 ポジティブな意味合いのものの方がより多くの人に浸透していっているのではないかと思います。
今回の絵は光をイメージして書きました。 いつもより交じりっけのないほぼ黄色一色で仕上げました。 本来黄色はぽかぽかと暖かいものなのかもしれませんね。
次回は紫色です。
posted by at 2008/11/16 nona