ワクワクコラム

「にんじんジュース・絞りカスの利用」

色鮮やかな人参は細胞を活性化し抗酸化作用が高いβ―カロテンを多く含みます。

活性酸素を除去し、免疫力アップに役立ちます。
また、内臓を温め、消化を助け、貧血、がんの予防にもなります。

生の人参はコレステロール値を下げる働きがあると言われています。

加熱すると、βカロテンが生で摂るときより、2〜5倍摂れると言われています。
油と一緒に摂ると効率よく吸収されます。
皮に近いところに栄養があるので、ぜひ皮つきで調理しましょう。

ぬか漬け、サラダ、ごま和え、煮物、炒め物などに、 人参は常備しておきたい野菜の一つです。

人参とりんごで作った人参ジュースもお勧めの一品ですが、 ジュースを作った後には沢山の繊維質が残ってしまいます。 この繊維質は水分を吸収して膨張し、腸内のコレステロールなどの吸収をゆるやかにし、排出しやすくするなどの大切な働きをします。

そこですてないで!人参ジュースの残りを カレーやミートソースに入れて煮込むとやわらかな味になります。
食べごろがちょっと過ぎてしまったバナナと一緒に人参ケーキを作ってみましょう。 食物繊維たっぷりのおやつになります。

にんじんケーキ

材料/1〜2人分
人参1本とりんご1/2個で作った人参ジュースの残りの繊維質
バナナ1本 薄力粉150g ベーキングパウダー小さじ2 塩少々
洗双糖(砂糖)大さじ3 なたね油大さじ2 卵1個 
プレーンヨーグルト大さじ3 レーズン20g アーモンド30g
作り方
1 薄力粉をふるい、ベーキングパウダー、塩を合わせておきます。
2 アーモンドはフライパンでからいりし、荒く刻んでおきます。
  レーズンはぬるま湯に漬けた後、水気をよく拭き取っておきます。
3 オーブンを180℃に予熱します。
4 ボールに卵を入れ、ほぐしてかきまぜ、洗双糖を入れてよく混ぜます。
  そこへなたね油を少しづつ入れていきます。
5 プレーンヨーグルトも加え、つぶしたバナナと残りの人参の繊維質も加えて
  よく混ぜます。薄力粉を2回に分けてふるい入れ切るように混ぜます。
6 最後にアーモンドとレーズンをいれ混ぜます。
7 クッキングペーパーを敷いた天板にのせ、表面を平らにして形を整えます。
  オーブンで25分焼いて出来上がり。

posted by at 2009/11/04 matsunami