緑色は自然の色です。
疲れた時に、公園に行き、緑の木々に囲まれると力が抜け、リラックスできます。
緑色の食べ物は栄養価が高く、健康を保ってくれています。ほうれん草、小松菜、春菊、ピーマンなど、よく食べている身近な食べ物が多いですね。
緑は寒色(青)と暖色(赤)の間のカラーで、バランスや調和、癒しを表す色です。最も安全な色とも言われています。
古代エジプトでは、死者を蘇生させたオシリスの顔は緑色をしており、緑は再生・復活の象徴とされています。
また、イスラム教では、緑は木々が生い茂る天国を象徴する色とされ、イスラム教を信仰する国の国旗は緑色が彩色されています。
どの色をとってもそうですが、色には何世紀も前からの歴史と意味が深く刻まれています。
私たちも緑の大自然に、はるか昔から多大な恩恵を受けてきていることを、DNAが記憶していて、自然と植物や森林に癒されるのではないでしょうか。
絵は、渋みと明るみの森をイメージして書きました。渋い季節があって、(しかも半分を超えてを占めているような気もします。)明るさが少し現れる。ちょっと人生みたいですね。
次回は黄色です。
posted by at 2008/09/13 nona