ワクワクコラム

「大根の皮」

これから冬にかけ、おいしくなるのが大根です。

大根はみずみずしく、淡泊な味ですから、梅ドレッシングで和えたサラダ、ホタテとマヨネーズで和えたサラダ、どちらもおいしいですね。
また、ふろふき大根、おでん、ブリ大根、味噌汁の具等煮てもおいしく、冷蔵庫の中にあると安心で、たのもしい野菜のひとつです。
お正月のおせちに欠かせないなます、大根を干して漬けたたくあんなども、味わい深いですね。

大根には、消化酵素のジアスターゼ、ビタミンCが、葉にはカルシウム、ベータカロチンなどが含まれています。
消化を助け、咳を止め、風邪予防に、がん予防にと薬効はたくさんあります。

大根は、たわしで洗い、葉はすぐに切り落としましょう。
皮をむかずに使う場合もありますが、もし、皮をむくのなら、
「皮をすてないで!!」
皮はちょっと厚めにむき、1日、2日干します。
もっと干せば切干大根です。実も葉も皮も捨てるところはありません。1本を使い切りましょう。

あえものをつくりましょう。
1 干した大根の皮を水につけて戻します。干し時間が短いものはそのままでもよい。ぎゅっとしぼっておく。
2 きゅうりを少々せん切りに、人参も少々せん切りに、あれば、みょうが、貝割れ大根、わかめなどをポン酢しょうゆと和えれば出来上がりです。

大根おろしには、消化酵素がたっぷりです。しぼり汁もすてないで!(消化酵素は、熱を加えると失われてしまいます。)

posted by at 2008/09/27 matsunami