ワクワクコラム

「びわの種」

6月頃から7月上旬位まで、びわがでまわります。
短い旬ですから、時期を逃さず、かわいいびわを味わいましょう。
果肉に比べ、種が思いのほか大きいのが特徴でしょう。

びわの葉の効用は、よく知られていますね。
昔から、漢方薬として使われていました。
びわの葉を煎じた汁は、あせもかぶれによく、入浴剤としても使うことができます。
生の葉をそのまま、やけどの患部に貼っておくと、驚くほどの速さで治ってしまいます。
ぜひ湿布の効果をお試し下さい。
また、お茶としても楽しむことが出来ます。

このびわの葉がいつも身近にあったなら、どんなに安心でしょう。そこで、

「種をすてないで!!」

種を植えましょう。
庭のかたすみ、植木鉢の端っこ、どこでもOK。
びわの種は、強い力、エネルギーを持っているので気長に、水をあげていると、必ずや、芽を出してきます。
その小さな葉は、可愛らしく、いとおしくさえあります。
あとは水やりを絶やさず、すくすく大きくなるのを楽しみながら、待ちましょう。


季節はめぐりめぐって、我が家では20年選手がいます。 びわの実が2回なりました。小さい実でしたが、それはそれは甘く、ありがたいものでした。

posted by at 2008/07/13 matsunami