ひとりの快適さって何にもかえ難いものがあります。
自分だけの空間で、好きなことをしてたのしむ。
いままでもそんな空間や時間を大切に生活したいですねと書いてきました。
でも自分以外の他人との間にできる調和した独自の世界も
実は得がたいものがあると思います。
緊張とゆるやかさとの間でバランスをはかり、
快適さを保つための絶え間ぬ努力によってそんな世界は生まれます。
どんな人との関係においても調和するポイントは必ずあると思うのです。
決して無理して合わせていくことではありません。
「自分にとって楽な状態が相手にとっても楽であること」
それが調和のポイントだと思います。
一方だけが苦しい関係なんてないのです。
感じていることは、相手にもしっかり伝わっています。
今の状態はあなたの感じていることに反応した結果なのです。
関係の中で、悲しくなったり、怒ったり、焦ったり。
それはきっと、まだうまく調和していないからではないでしょうか。
程良い調和ポイントを探すべく、押したり引いたりする必要があるかもしれません。
時には自分の中のカドを抑えて、最大限にやさしい自分になって、
少し遠くからふたりの関係を見ることも必要かもしれません。
時間がかかる場合もあるでしょう。
でも本当に考えていることをつきつめてゆくと、
お互い、意外にやさしい気持ちが隠れていたり、
とるに足らないことで思い悩んでいたりします。
それを見逃して、苦しい関係になっているとしたら、
もったいないなあと思います。
難しい関係こそ自身の成長や必要なことが沢山あるのではないでしょうか。
posted by at 2010/01/23 nona