四季折々に、私たちを楽しませ、恵みを与えてくれる、
みずみずしい果物は、愛らしく色とりどり、個性豊かです。
新鮮な果物を丸ごと生でいただける喜びは何ものにも代え難く幸せを感じるひと時です。
そして果物の種類はなんと豊富なことでしょう。
たとえば、今の時期の柑橘類をとってみても…
伊予かん、はっさく、たんかん、ぽんかん、でこぽん、はるみ、はるか、せとか、小夏、文旦、ネーブル、日向夏、等など沢山ありますね。
さわやかな香りと甘さやすっぱさにそれぞれ特徴があり、
一つづつ違った味わいがあります。
いろいろな楽しみ方
果物は生で食べることが原則ですが、ジュースにしたり、お菓子に、ジャムに、
また干し柿や、干しぶどうなどのドライフルーツとして保存するなど、いろいろ楽しむことができます。また、グレープフルーツ、オレンジの香りはアロマ
オイルとして知られています。
1日1個のりんごは医者いらず
昔から、「1日1個のりんごは医者いらず」「柿を食べれば風邪知らず」「朝の梅干しはその日の難逃れ」などと言われるように、それぞれに独特の、効能、薬効があると言われています。
柑橘類はビタミンCが豊富で、風邪の予防に欠かせません。
みかんの皮(陳皮)、桃の花、皮などは漢方薬として使われています。
酸っぱいレモンは疲労回復に効きくといわれています。
パイナップルにはたんぱく質を分解する酵素が含まれ、りんごは整腸作用に優れています。梨は咳や痰を止め、すいかは利尿作用が高く、むくみをとり除きます。
朝の果物は金
「朝の果物は金」と言われ、新鮮な果物は消化吸収の時間が速く、水分が多いので排出の助けになります。食後のデザートではなく、朝食前、または空腹時に食べることがベストと言えます。
ファイトケミカルについて
残った種は土に戻しましょう。根気よく水をあげていると必ず芽をだします。
また実がなることもあり、観葉植物としても楽しむことができます。
(※写真は種から植えて芽を出し、成長したアボカドです。)
posted by at 2010/03/06 matsunami